体験!ポリテクセンターでの1日の内容とその心構えについてのお話

ポリテクセンターの情報処理科で半年間の訓練を受けました。

なぜ情報処理なのか?

ひと言で言うと過去に経験があったからです。

アプリケーションの開発もしていましたし、社内のIT資産管理を含めた社内システムの保守の経験もありました。

ですから、他の方とは少し違った視点になると思います。

その研修内容で思った事、感じたことを書き綴っていきます。

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時間割

時間割り

時間割に驚きました。

  1. 限目: 09:20 〜 10:10
  2. 限目: 10:15 〜 11:05
  3. 限目: 11:10 〜 12:00
  4. 限目: 13:00 〜 13:50
  5. 限目: 13:55 〜 14:45
  6. 限目: 14:50 〜 15:40
  7. 限目: 15:45 〜 16:35 (特定日)

基本は 9:20 〜 15:40 までです。

短い・・・。

しかも17時まで残る場合は、届け出の必要があります。

確かに、機械関係だと生徒だけで作業をし事故など起こったら大変な事になりますからね。

ただ思うのは、社会復帰のリハビリに来てるわけじゃなく、ジョブチェンジを目指してきているわけで、せめて9時〜16時30分の時間割でも良いのではないかと感じました。

ポリテクセンター以外の訓練校では9時〜16時半でした。

ポリテクセンターではない訓練校では、職員のノー残業デー以外、ほぼ19時頃まで勉強に付き合ってもらっていましたし、遅い時には22時頃まで付き合ってもらったこともあります。

先生や訓練校の方針というのもあるのでしょうが、技術を本当に身につけたいと思っている生徒には、ポリテクセンターも、もう少し寛大な処置を求めたいところです。

閉館は18時に警備員が回って各教室のドアを施錠していきます。

実際の所は、内緒で、18時まで残って勉強してました。

朝は8時過ぎには開いていました。

早くポリテクセンターに到着して、授業の始まる1時間前からパソコンを起動させて勉強していました。

この時は社内システムの保守や管理の世界に戻りたい一心でした。

授業

授業

授業はポリテクセンターの場合、講師1人が20名を相手に講義します。

誰かが、つまずいて質問攻めを行うと、そこでほぼ授業はストップします。

実際の所、つまずくのは1人だけじゃなく数人が一度につまずいてしまいますので、個別に対応したりしておられました。

他の訓練校では、講師が1人にサポートの講師が1人の計2人体制で20人を受け持っておられたので、結構流れはスムーズでした。

ポリテクセンターもせめて2人体制でお願いしたいです。

この遅れた時間は、その日の授業か、カリキュラムの後半(別の日)であっという間に授業が進められて流れてゆきます。

こんなので理解できるのか?というのが本音です。

ある程度は業務でパソコンに触っていたという方が殆どでしたので、パソコンの基礎からという人はおられませんでした。

ここら辺が案外、ポリテクセンターの合否の判定にも繋がっているのかもしれません。

ただよく見ていると、ブラインドタッチできる人から、果てはキーボードを見ながら人差し指で打ち込む人と、レベルに差がありました。

が、やはりどれ程の方が理解しきれたのか疑問に思う授業が多かったです。

授業の詳細は別記事にします。

それと実は通信簿が、修了直前に渡されます。

各授業毎の訓練成果・実務成果としてA・B・Cの評価がされています。

それが今後にどう役立つのかは正直な所、判っていませんが、担任からのコメントを添えて渡されます。

ちなみに私の場合は、A半分にB半分でした。

ポリテクセンターで、私が受けた情報処理は、2人掛けの机に、3台のモニターが設置されており、真ん中のモニターは講師のパソコン画面を表示するようになっています。

それを見ながら、自分の画面と照らし合わせて勉強をする形です。

ポリテクセンターイメージ

上記の様なイメージです。

目線をあまり逸らさないで済むので、見比べる時には楽です。

それと、見やすいようにフォントの大きさを20〜24ポイントで表示されるので、一画面で表示される行数はあまり多くないです。

プログラミングやHTMLの授業では、画面を縦置きにして欲しいくらいでした。

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ブラインドタッチ

ブラインドタッチ

やはりブラインドタッチ(キーボードを見ずにコマンドを打ったり文書を作ったり)は出来るようになっておいた方が良いです。

今まで、前職では講習会を開くなど積極的に推奨していました。

お勧めはキーボードマスターというソフトです。

幾つかソフトを使ってみたのですが、これが1番実用的だと感じています。

特に、指の運びをキーボードの中段を初めにマスターし、上段、下段と順次に一からマスターできるソフトで

中段での指の形を覚えて、その指の形のまま、手全体で上段へ運びキーを打つ。あるいは、下段に手全体を運びキーを打ちます。

慣れてくれば、指が勝手にキーを探り当てるようになりますが、まずは中段での指の置き方を体で覚えることが重要です。

時間は1日30分、毎日練習です。

30分以上、時間をかけてもあまり効果が無いですし、苦痛になってしまいます。

とにかく、毎日欠かさないこと、日々の積み重ねです。

1ヶ月である程度出来るようになります。

3ヶ月目には、ほぼ完璧にブラインドタッチが出来るようになります。

このソフトを紹介し、使ってもらった15人くらい全員がブラインドタッチが出来るようになりました。

自分の考えを、即文書に起こすにはブラインドタッチは必須です。

訓練校に通っている間はせめて、ブラインドタッチを3ヶ月でマスターしてください。

そうすれば、授業の後半では実際のプログラミングですので、楽になります。

あと、ブラインドタッチができるのって、端から見れば格好いいじゃないですか!

ぜひに、日々のルーティンワークに加えて下さい。

特に、朝は8時過ぎからポリテクセンターは開いておりますので、朝の30分をブラインドタッチの勉強に充てても損はありません。

昼食

昼食

クラスメートも何人かでき、一緒に食事を取ります。

食堂が併設されているので、そこで空いている席を見つけて仲間内で集まって食べます。

他の訓練科の人達も一緒なので、けっこう席は埋まってしまいます。

クラスメートの中には、何人かグループの輪の中に入らず、1人でモクモクと食事を取っている人もいましたが、やはり社会性の訓練だと思って、積極的にクラスメートの中に溶け込んでいくのが良いと思います。

ちなみに、お弁当業者が350円でお弁当を販売していました。前日に予約を入れる形になるのですが、私には量が多かったので、主に妻の作ったお弁当で済ませていました。

お昼休みは、いろいろな意味で交流の場になるので積極的に話しができると、自分の目標を再認識したり、他の方の考えを理解したり、目標を見つめ直したりと色々とためになることが多いです。

ペットボトル食事にちなんでなのですが、授業中はのど飴を舐めるのはOKでした。

それ以外の食べ物は禁止でした。

飲み物は、ペットボトルか水筒など蓋のある物で、机の上に置くのは禁止です。

飲んでも構わないのですが、机の下に置くことが条件でした。

もし、パソコンにこぼしたり、キーボードにこぼしたりといった事を防ぐためです。

最初の頃は、みんな気を付けていたようですが、後半では1人が、机の上に置くようになってからは、何人かが机の上においていました。

講師も、それを注意することはなく、なんだかなぁ・・・と思ってました。

以前の会社で、キーボードにコーヒーをこぼした人がおり、それ以来、机の上での飲料水の取り扱いは禁止にした事があります。

うっかりは、やはりあります。

デスクトップであれば、キーボードの交換で済みますが、ノートパソコンだとそうはいきません。自分も経験があります。

3年前の話です。 なんと!猫さん達の喧嘩に巻き込まれました。 事件発生! そばにあったコーヒーがMacbook Proの上...

ホントに気を付けて下さい。

掃除

掃除

社会生活の上では、職場でも一緒ですけど掃除があります。

15時40分以降、班に分かれて掃除をしていました。

教室の床は土足なので、もちろん掃除機を毎日かけます。

机の上も拭き掃除するので、各個人の机の上は強制的に整理整頓させられます。

また校舎内には、その科が受け持つ区域が何カ所かありますので、別の班がそこの掃除を行います。

トイレ掃除等は業者が行ってました。

ですから、軽い拭き掃除と掃き掃除くらいですね。

ちなみに、自分が通った別の訓練校ではトイレ掃除も生徒が行っておりました。

放課後

最初の方でも書きましたが、基本は居残りの場合、届け出が必要です。

といっても、一度も書きませんでしたが・・・。

資格試験の勉強と授業の復習に明け暮れていました。

実際にはクラスの半数が残って勉強していました。

ただ雇用保険を使わずに、この科を選択された方も何人かおられましたが、そういった方はアルバイト等で授業が終わったらすぐに帰られたようです。

時間的には掃除の終わった16時からみっちり2時間勉強していました。

3ヶ月めまでは、CS検定の表計算(エクセル)1級を目指してひたすら、練習問題をこなし、CS検定が終わったらHTMLとJava言語の勉強に取り組んでいました。

他の方は、3級が受かった人は2級を、2級が受かった人は1級を目指して残っておられました。

ここでひとつ、やはり残ってまでCS検定の勉強をしておられた方は、皆さん合格されておられました。

早々に帰られたいた方の、不合格が多かったです。

CS検定

放課後

ここで資格について、ざっと書いておきます。

ポリテクセンターでの取得可能な資格はCS検定(コンピューターサービス技能評価試験)の表計算とワープロの2つだけです。

このCS検定というものを、ポリテクセンターに入所するまで、まったくもって知りませんでした。

マイクロソフトのMOSなどは知っていましたが、このような公的な資格があるという事を初めて知りました。

情報処理科では、ワードとエクセルのCS検定を勧められましたが、ホームページにある練習問題に挑戦してみて、両方同時に上を目指すのは無理だと判断しエクセルだけに絞って受験しました。

ワード自体は職場でもあまり使用しなかった事、エクセルの方が将来的にも使用頻度が高いと思ったからです。

それに、あまり認知されていない資格試験だと思ったのもあります。

ですので、エクセルで最上級である1級をとって、残りはHTMLやJava言語の習得に時間をあてる事にしたのです。

試験はポリテクセンターの自分が使用しているパソコンで平日に行われます。

入校後3ヶ月めと5ヶ月目の2回受験が可能です。

通常、他の施設での受験料は以下になります。

ワープロ・表計算

  1. 級 7,820円
  2. 級 6,580円
  3. 級 5,250円

ポリテクセンターで受験した場合の半分以下の2,880円で受験できます。
(領収書紛失で記憶を頼りに書いてます)

ポリテクセンターで受験した場合の有利な点は、今、自分が勉強に使用しているパソコンで受験ができる事、それから受験料が安い事の2点です。

クラスメートの中には入校して2ヶ月目でエクセル1級を取得し、4ヶ月目でワード1級を取得した強者がいます。

ちなみに、私は表計算の1級を計画どおりに取得しました。

実際には、かなり苦労しました。

出題の傾向と対策はあるのですが、1級になると何度やっても時間内に終えることができません。

エクセルでここまでの事を普段使用するのか?といった疑問もありますが、むしろここまでできるのか!という問題が出題されます。

実際に上記リンクのホームページで練習問題がダウンロードできます。

問題集はこちらです。

2級のレベルまでは少し勉強をすれば何とかなるのですが、1級になるとコーピューターの基礎的な問題も追加されます。

それも、配点は100点満点中の20点が、ここで消費されます。

筆記試験と言っても選択問題なのですが、知っていないと答えられません。

かなり集中させられました。

では、このCS検定(コンピューターサービス技能評価試験)を持っていると就職に有利なのか?この点は、非常に曖昧です。

応募先の企業が、この検定を知っていれば評価はされるでしょうが、知らなければ「何それ?」で終わりでした。

派遣会社に登録した時くらいでしょうか。

休校日

訓練休

土日祝日はもちろんお休みなのですが、それ以外に平日に訓練休というのがあります。

私の時、半年課程で15日も訓練休というのがありました。

特にゴールデンウィークやお盆、正月といった場合に連続して配置されており、訓練休を含めて10連休の時もあります。

この訓練休の時に、ポリテクセンターへ行ってもパソコンは使用できません。

大人しく家で勉強するしかありません。

勉強したい人に取ってみれば、無駄な時間でしかありません。

その分、授業の質を上げて欲しいと思ってしまいます。

また、天候で指定された区域に警報が発令されると、午前中は自宅待機の状態になります。

台風や大雨などの警報が朝から発令されていれば、午前の休校や場合によっては1日休校といった事もあります。

ただ、ここで注意が1点。

連休の前日に休んだ上に、連休後も休んでしまうと、雇用保険がその連休中は支払われません。

連休前であれば、多少体調が悪くても、授業に出ることをお勧めします。

まとめ

ポリテクセンターの1日は、本当に短い授業時間で終わります。

しかし、朝は8時過ぎから夕方は17時まで(18時?)は自分で勉強する事も可能です。

自分がどうしたいのか、目的を明確にし時間を有効に活用して下さい。

特に、半年課程は思っていたよりも短いです。

後半は就職活動などで、授業にでることもおぼつかないです。

目指す業種に就職したいのであれば、常に授業の先を行く姿勢が大切です。

一日一日を大事にし、日々の自分のスキルアップを目標に考えて下さい。