スマホにいきなり、AmazonからSMS(ショートメッセージサービス)を使ってメールが届きました。0367090817にはご注意下さい。
それが、以下の画面です。
Amazon
「登録料金の未納が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行します。アマゾンサポートセンター 03-6709-0817」
なんのこっちゃ?
実は、本当にちょこっとだけ、ギクッとしてしまいました。
たまたま、先月、プライム会員を退会したところだったので、もしかしてと思ってしまったんですね。
一瞬、本当に一瞬だけですけど、電話番号を押しそうになってしまってました。
ここで、なるほど、押してしまうタイミングってあるんだなぁと思っちゃいました。
そこで、冷静に考えれば架空請求なのに、なぜか押してしまいそうになる5つの事が思い浮かびました。
目次
あなたは大丈夫?ついつい電話を掛けてしまいそうな時
1.本当にAmazonに対して問題を抱えている人
これって、返品の手続き中だったり、注文が届かなかった、あるいは商品が破損してたとか、商品の受け渡しでいろいろと問題が起こってる人にとっては、切実なタイミングだったりしますよね。
自分みたいにプライム会員を退会したタイミングだったら、あれ?とか思っちゃいます。
さらにAmazonに対して、お怒りモードの最中だったら、「何を言ってんだ!」という感じで、反対にお叱りの電話を掛けたくなるかもしれません。
2.Amazonをよく使っていて、ちょうど忙しいタイミングで、受け取った人
以前にあったんですよ、このクソ忙しい時に、何メールしてきてるんだよ!って「ハイハイ」といってボタンを押して、それがウィルスのボタンだったとか。
この時、ウィルスバスターに入ってて良かったぁ!と強く感じましたね。
それ以来、どんなに忙しくても簡単にクリックはしなくなりました。
どんなに忙しくても内容をじっくり読めば、不審な点は見つかります。
3.クレジットカードで問題を抱えている人
クレジットカードの上限枠いっぱいに使っているとか、リボ払いでヤバい状態になっているとか、複数のクレジットカードを持っていて、更新を怠っていたとか、心当たりがある時でしょうか?
クレジットカードって、表向きは簡単便利でクリーンなイメージもありますが、実はリボ払いとかメチャメチャ金利が高かったり、ネット上に登録することでカード番号の流出につながったりとか、個人の信用枠を狭めてしまったりとか、いろいろと不安な部分も多々あるんですね。
そのタイミングで送られてきたら、つい連絡をしてしまうかもしれませんね。
4.Amazonという名前で、疑問にさえも思わなかった人
世界のAmazonですから、その名前の前に人々はひれ伏すのかも知れません。
まぁ、地方のおじいちゃん、おばあちゃんでも知ってたりしますから、そのネームバリューで、ついつい連絡をしてしまうかもしれません。
結構前ですけど、楽天じゃなくて、円天とい詐欺もありましたからね。年配の方を中心に引っ掛かってしまった方が多かったように記憶しています。呼び方は似てますからね。
しかも今回は、Amazonと名を打って送ってきますから、余計に信じてしまう人も多いかもしれません。
5.架空請求と判った上で、お友達がいない人
まぁ、寂しい時に誰かに聞いてもらいたい時ってあるじゃないですか!
1人が寂しいっという時に、ついついお友達みたいな感覚で「184」を付けて電話してみるのも良いのかも知れません。
その分、電話回線が1つ潰れることになるので、他の人が詐欺に引っ掛からなくなるという、一石二鳥の手かもしれませんね。
でも、「あー誰かと話がした〜い!」という時など、面白いかもです。
まとめ
特殊詐欺(振り込め詐欺)は、どんどん巧妙化していってるのに、架空請求の方はあんまり進歩がないというか、不謹慎ですけど、代わり映えしないですね。
なので、もしかすると今後、巧妙化してくる可能性もあるので、この文書的を添削してみようと思います。
どうせAmazonを騙るなら、曖昧な「登録料金の未納」じゃなくて、具体的に「プライム会員の料金の未納が発生しております。」や、「クレジットカードの引き落としができませんでした。」とか、もっと現実的な話にもってくる。
それと、「本日ご連絡なき場合」って、一度も連絡が来てないのにって、これもすぐにバレちゃいます。SMS(ショートメール)なら履歴のこってますから、上の画像の様に一目瞭然でしょう。
ですから、何らかの通信事情の問題もあるかもしれませんので、ここで「2度目のご連絡ですが」とひと言添えてくるかもしれません。
さらに、いきなり「本日中」ではなく「2週間以内にご連絡なき場合」という程度に持ってきて、今回が初の請求と思わせてくるかもしれません。
実際に添削してみると、「プライム会員の料金の未納が発生しております。何度かご連絡をさしあげたのですが、お返事が頂けておりません。2週間以内にご連絡なき場合、法的手続きに移行します。」とでもしておけば、まさに特殊詐欺型架空請求のできあがりですね。
皆さん、くれぐれもAmazonを騙った架空請求には気を付けて下さい。
もし電話を掛けてしまっても、名前など個人情報を言っていなければ大丈夫です。
仮に同じ番号から電話が掛かってきたら、着信拒否を設定しておくか、知らない番号からは出ないといった対応で良いと思います。
ただし、裁判所からの出廷通知などは、例え詐欺であっても出廷しなければならないので、この場合は無視をしないようにしましょう。
出廷しないと、架空請求を認めたことになってしまいます。
ということで、アマゾンサポートセンターというところから、架空請求が来たお話しでした。